新任リーダー必読の3選 自分らしいリーダーシップを見つけるヒント

4月は新たなスタートの季節。リーダーとして組織やチームを率い始めるビジネスパーソンに向け、ボストン コンサルティング グループ(BCG)の知見の中から特におすすめしたい記事を3本選んだ。自分らしいリーダーシップの形を見つけ、チームを力強く導いていくためのヒントを、それぞれ異なる角度からお届けする。

①あらゆる経営リーダーに
最初の100日ですべきこと【BCGクラシックス】

2003年に初版が発行され、長年世界の経営者の方々に読み継がれてきたBCGの論考「リーダー就任:最初の100日間」。

「自分自身のビジョンを伝える」「最前線のスタッフ10人に会う」「自身のクセを直す」といった10の原則を紹介する。企業のトップや組織のリーダーに新たに就任する人すべてにとって、ヒントとなるだろう。

②部下を育て、自身も成長したい管理職に
『BCGの育つ力・育てる力』のエッセンス

BCGでは、業務の特性から、多様な人材を“超高速”で戦力化することが求められる。そのために培ってきた人材開発の考え方と実践方法を言語化したのが『BCGの特訓 成長し続ける人材を生む徒弟制』だ。

その増補改訂版『BCGの育つ力・育てる力』 (日経文庫)は、ミドル層が組織を動かすリーダーへと進化するために意識すべきことを加筆。部下や後輩を育てる力とともに、リーダー自身が育つ力を磨くためのエッセンスを紹介する。

③「組織が変わらない」と悩む変革リーダーに
日本企業のチェンジマネジメントの“肝”

「人は変化を好まない」とはよく言われるが、その意味を痛感するのは自分自身が変革のリーダーになったときではないだろうか。変革の目的は明確。強い反対者がいるわけでもない。だが、意図通りに「組織が変わっている」という実感はどうも湧かない、という状況に陥ってしまう。

変わるべき人が変わるための行動変容の流れをしっかり計画・実行し、変革の成果を最大化する手法「チェンジマネジメント」。そのスペシャリストが、成功の秘訣を解説する。