生成AI時代の人材開発 教育分野のエキスパート折茂が対談

生成AIをはじめとするデジタル技術の急速な発展を受けて、企業における「学び」はどう変わるのか。企業のリーダーは何をすべきなのか。民間企業の人材育成を研究する立教大学経営学部の中原 淳教授と、教育分野のエキスパートであるBCG社会貢献グループの日本リーダー折茂 美保が、これからの人材開発について語り合う。

第1回 学び方が変わる

第1回のテーマは、「学び方」。中原教授は、知識が陳腐化するスピードが加速するなかで「魚を与えても仕方がない。大事なのは“魚の釣り方”を教えること」と説く。

第2回 生成AIと賢く付き合うには

第2回のテーマは、「生成AIと賢く付き合うには」。生成AIが世に出てすぐに、1、2週間ほど使い続けたという中原教授。「うまく付き合うために、まず使うことが大切」と語る。使ってはじめて、限界点や可能性が見えてくるからだ。対して折茂は、BCGが自社のコンサルタントを集めて実施した生成AI実験から、興味深い結果を紹介する。

第3回 リーダーは何をすべきか

第3回のテーマは、「リーダーは何をすべきか」。中原教授は、生成AIは一過性のブームではなく、「これからずっと付き合わなければならないもの」だと指摘する。企業リーダーには、学びの提供から生成AIを活用したプロジェクトの実現まで、長い目で向き合い続ける“胆力”が求められる。