BCG、東京都「グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業」を支援
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、東京都から委託を受け[注1]、「グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業」の公募を6月17日(火)に開始いたしました。
本事業は、都内企業が、製品のライフサイクルを通じたGHG[注2]排出量を”見える化”し、効果的な削減方法を検討・実行していくことを支援します。さらに、グリーン製品のブランディングにも取り組むことで、消費者のグリーン製品の購買を促進し、グリーン製品市場を創出することも目指します。
1. 募集について
- 支援内容
1)グリーン製品の創出に係るハンズオン支援
・CFP[注3]の算定、GHG 排出量削減計画の策定
・策定した計画の進捗管理、創出した製品のブランディングやPR 等
2)助成金の申請書作成支援
- 支援対象
・大企業、中堅企業、中小企業等で構成するグループ:2グループ(1グループは最大6社まで)
・中堅企業、中小企業、スタートアップ単独:3社
※グループの代表となる企業及び単独で取り組む企業は、都内に本社を置いていること
※また、グループを構成する企業は、過半数以上が都内に事業所を置いていること
- 募集期間
2025年6月17日(火)から同年8月20日(水)まで
- 応募方法
本事業への参加を希望する事業者は、以下Webページにて「申請書」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、2025年8月20日(水)までに事務局宛に電子メールで送付してください。
グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援
事務局連絡先:
グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業 運営事務局(BCG)
E-mail: TokyoCFP@bcg.com
2. 本事業の趣旨・背景(募集要項より抜粋)
東京都が掲げる「ゼロエミッション 東京戦略Beyond カーボンハーフ」 を実現するには、サプライチェーン全体で脱炭素に取り組むことが必要です。そのため、「グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業」 (以下、「本事業」という。) では、都内企業における製品のライフサイクルを通じたGHG排出量を”見える化”し、効果的な削減方法を検討・実行していくことを目的としています。さらに、グリーン製品のブランディングにも取り組むことで、消費者の購買におけるグリーン製品の選択を促進し、グリーン製品市場を創出することも目指します。
(参考)
東京都プレスリリース(2025/6/17)
東京都「本事業ウェブサイト」
[注1]本事業では東京都から委託を受けたBCGが事務局となり、GHG排出量を削減したグリーン製品の開発や生産を目指す都内企業等を公募・選定し、カーボンフットプリントの算定、GHG排出量削減策の検討、開発・生産したグリーン製品のブランディングやPRの伴走支援及び (公財) 東京都環境公社 (クール・ネット東京) が実施する助成金の申請支援を行う。
[注2]GHG とは、Greenhouse Gas の略。二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロンガス等などを指す。
[注3]CFP(カーボンフットプリント)とは、製品等の原材料調達から廃棄等までのライフサイクルを通じたGHG(温室効果ガス)排出量をCO2排出量に換算した表示した数値又は表示する仕組み。
■ 担当者
マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループのコアメンバー。
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校法科大学院修士(LL.M.)。総務省を経てBCGに入社。その後、青山社中株式会社を経て、BCGに再入社。BCGシカゴ・オフィスに勤務した経験もある。
伊原 彩乃
プリンシパル
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループ、マーケティング・営業・プライシンググループのコアメンバー。カーボンニュートラル・気候変動領域のエキスパート。
東京大学工学部卒業。BCGに入社後、コンサルティングや人材育成、マーケティング・広報に従事。その後BCGに再入社。
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 中崎・中林・河西
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / E-mail: press.relations@bcg.com