【更新】BCG、東京都「グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業」を支援
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、東京都から委託を受け[注1]、「グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業」の支援をしております。今回、支援の対象となる事業者が決定いたしました。
本事業は、都内企業が、製品のライフサイクルを通じたGHG[注2]排出量を”見える化”し、効果的な削減方法を検討・実行していくことを支援します。さらに、グリーン製品のブランディングにも取り組むことで、消費者のグリーン製品の購買を促進し、グリーン製品市場を創出することも目指します。
1. 支援対象事業者(2グループ、単独3社) ※2025年10月9日更新
【大企業、中小企業等で構成するグループ】
1)テンタック株式会社(代表企業)、株式会社明光堂
2)日本エムテクス株式会社(代表企業)、富士スレート株式会社、アサヒ飲料株式会社
【中小企業等の個社】
1) 株式会社WEAVA
2)株式会社KAWASAKI
3) 白十字株式会社
本事業で対象となる製品の詳細につきましては、東京都プレスリリースをご覧ください。
CFPを活用したグリーン製品創出に取り組む事業者を決定|10月|都庁総合ホームページ
2. 支援内容
1)グリーン製品の創出に係るハンズオン支援
• CFP[注3]の算定、GHG 排出量削減計画の策定
• 策定した計画の進捗管理、創出した製品のブランディングやPR 等
2)助成金の申請書作成支援
3. 本事業の趣旨・背景(募集要項より抜粋)
東京都が掲げる「ゼロエミッション 東京戦略Beyond カーボンハーフ」 を実現するには、サプライチェーン全体で脱炭素に取り組むことが必要です。そのため、「グリーン製品市場の創出に向けたサプライチェーンにおける脱炭素化支援事業」 (以下、「本事業」という。) では、都内企業における製品のライフサイクルを通じたGHG排出量を”見える化”し、効果的な削減方法を検討・実行していきます。さらに、グリーン製品のブランディングにも取り組むことで、消費者の購買におけるグリーン製品の選択を促進し、グリーン製品市場を創出することも目指します。
(参考)
東京都「本事業ウェブサイト」
[注1]本事業では東京都から委託を受けたBCGが事務局となり、GHG排出量を削減したグリーン製品の開発や生産を目指す都内企業等を公募・選定し、カーボンフットプリントの算定、GHG排出量削減策の検討、開発・生産したグリーン製品のブランディングやPRの伴走支援及び (公財) 東京都環境公社 (クール・ネット東京) が実施する助成金の申請支援を行う。
[注2]GHG とは、Greenhouse Gas の略。二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロンガス等などを指す。
[注3]CFP(カーボンフットプリント)とは、製品等の原材料調達から廃棄等までのライフサイクルを通じたGHG(温室効果ガス)排出量をCO2排出量に換算した表示した数値又は表示する仕組み。
※本プレスリリースの初版は2025年6月18日に配信されました
■ 担当者

マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループの日本共同リーダーおよび気候変動・サステナビリティグループのコアメンバー。
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校法科大学院修士(LL.M.)。総務省を経てBCGに入社。その後、青山社中株式会社を経て、BCGに再入社。BCGシカゴ・オフィスに勤務した経験もある。
伊原 彩乃

プリンシパル
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループ、マーケティング・営業・プライシンググループのコアメンバー。カーボンニュートラル・気候変動領域のエキスパート。
東京大学工学部卒業。BCGに入社後、コンサルティングや人材育成、マーケティング・広報に従事。その後BCGに再入社。
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 中崎・中林・河西
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / E-mail: press.relations@bcg.com