BCG、環境省による「グリーンファイナンスサポーターズ制度」を支援
令和6年度「グリーンファイナンスサポーターズ制度運営委託業務」における登録支援者の公募を開始
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経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、昨年度に続き、環境省から令和6年度「グリーンファイナンスサポーターズ制度運営委託業務」の委託事業者として選定されたことを受け、登録支援者の公募を開始しました。本事業は、グリーンボンド[注1]等市場の発展に向けて、その資金調達支援業務を的確に実行する金融機関や外部評価機関等の支援者を登録・公表する制度です。BCGは、今回の「グリーンファイナンスサポーターズ制度」の支援をはじめ、さまざまな取り組みを通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
1. 登録支援者の公募について
対象者: グリーンボンド等の資金調達支援業務を実施するにあたり、十分な体制と資金調達支援メニューを有する者であって、国内に事務所、または業務提携先に設置された窓口等の拠点を有する者
公募期間: 2024年(令和6年)5月10日(金)14時より開始し、令和7年2月28日(金)まで受け付け
申請書提出: 登録申請にあたっては、令和6年度グリーンファイナンスサポーターズ制度への登録申請書類や登録申請方法等をご確認の上、「様式1申請書」に必要事項をご記入いただき、事務局宛にメールにてご提出ください。
資料のダウンロードはこちらから
事務局連絡先:
令和6年度「グリーンファイナンスサポーターズ制度運営委託業務」事務局(BCG)
E-mail: GreenFinance@bcg.com
2. 本事業の実施の趣旨・背景について(環境省HPより抜粋)
脱炭素化事業等に民間資金を導入するための有効なツールとして、近年、国際的にはグリーンボンド、サステナビリティボンド、グリーンローン、サステナビリティ・リンク・ボンド、サステナビリティ・リンク・ローン(以下、「グリーンボンド等」という。)による資金調達事例が増大しています。
我が国においてもグリーンボンド等による資金調達事例が増加してきているところですが、現状におけるグリーンボンド等の普及は、海外に比べ十分ではありません。
グリーンボンド等による資金調達のためには、通常の資金調達手続に加え、第三者評価の取得やフレームワークの策定等が必要であるため、グリーンボンド等市場の発展に向けては、その資金調達支援業務を的確に行える主体の存在が重要です。
このような状況を踏まえ、環境省では、我が国におけるグリーンボンド等による資金調達支援体制の充実・強化を通じて、自律的な資金調達の機運を側面から醸成することを目的に、グリーンボンド等により資金調達する際の支援を行う者(資金調達支援者)に対する登録公表制度(グリーンファイナンスサポーターズ制度)を設けています。
令和6年度の本制度登録要件においては、グリーンファイナンス市場における質の担保のため、金融庁「ESG評価・データ提供機関に係る行動規範」を踏まえた品質確保のための基本的手続や専門的能力を育成するための体制に関する事項を新たに設定するなど、質の担保に関する登録支援者の評価基準の具体化を行いました。
本制度において登録を受けた登録支援者は、別途環境省で実施する「グリーンファイナンス拡大に向けた市場基盤整備支援事業(脱炭素関連部門及び環境保全対策関連部門)」(補助金制度)における補助の対象となります。
(参考)環境省 公募案内はこちらから
[注1]企業や自治体等が、再生可能エネルギー等のグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券
■ 担当者
マネージング・ディレクター & パートナー
BCG金融グループのアジア・パシフィック地区リーダー。保険グループ、コーポレートファイナンス&ストラテジーグループ、マーケティング・営業グループ、およびオペレーショングループのコアメンバー。
台湾師範大学数学学科卒業、東京工業大学経営工学専攻博士課程修了(Ph.D)。台湾松下電器、BCG プラハ・オフィスを経て現在に至る。
マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループのコアメンバー。
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校法科大学院修士(LL.M.)。総務省を経てBCGに入社。その後、青山社中株式会社を経てBCGに再入社。BCGシカゴ・オフィスに勤務した経験もある。
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 小川・中林・福井
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com