BCG、北九州市の「『世界をリードするサステナブルシティ』実現に向けた戦略策定」を支援
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、北九州市から委託を受け、「『世界をリードするサステナブルシティ』実現に向けた戦略策定」を支援しています。
本プロジェクトの成果物として取りまとめた構想資料が、1月6日の北九州市長記者会見において公表されましたので、その概要をお知らせします。
■ 構想資料のサマリー
世界はいま、気候変動、生物多様性の喪失、少子高齢化など、複合的な危機に直面しています。これらはもはや個別の領域や地域に閉じた問題ではなく、社会・経済・環境が相互に影響しあう“システム課題”として世界各地の都市に影響を及ぼしています。
こうした中で注目されているのが、「都市を変革主体(Transformative Agent)として捉える」という新しい視点です。
都市はCO2排出や資源消費の中心である一方、技術革新・新規産業創出・市民参加といったソリューションの母体であることから、オーストラリア国立大学特別教授で、オーストラリア研究会議(ARC)の最高位研究フェローであるシューメイ・バイ(Xuemei Bai)教授は、「都市は問題の源ではなく、むしろ解決策の宝庫であり、自ら変革し、他都市を支え、都市間ネットワークとして世界を動かしていく存在へと進化すべき」だと説いています。
北九州市は、1960年代に深刻な公害を克服し、自然やコミュニティを再生させたのみならず、その経験および技術をアジア諸国に共有してきた歴史から、利他的都市(Altruistic City)として国際的に高い評価を得てきました。さらに、2011年にはOECDからアジア初の「グリーン成長モデル都市」に選定され、都市間連携は300件以上に及ぶなど、まさに変革主体としての都市像の先駆者といえる存在です。
本プロジェクトでは、“エコ”や“グリーン”の文脈で語られることの多いサステナビリティをより広範な概念である “持続性”として再定義した上で、世界の都市に先駆けて新たな方向性を提示すべく、都市の内外のつながり、市民の熱量、利他精神、再生力を統合し「Next Horizon Sustainable City」 というビジョンを掲げました。
BCGはパブリックセクターおよび民間セクターのクライアントと協働して気候・サステナビリティへの取り組みを包括的に支援しています。詳細はこちら。
■ 参考資料
北九州市 ホームページ「Next Horizon Sustainable City」
■ 担当者

マネージング・ディレクター & シニア・パートナー
BCG組織・人材グループの日本共同リーダー、金融グループのコアメンバー。福岡オフィス管掌。
東京大学教養学部卒業、ニューヨーク大学経営大学院経営学修士(MBA)。
株式会社日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)を経て2003年にBCGに入社。アドバンテッジパートナーズに転じた後、BCGに再入社。

マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループ、および社会貢献グループのコアメンバー。
早稲田大学商学部卒業。住友商事株式会社を経て現在に至る。
■ 本件に関するお問い合わせ
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 中崎・中林・河西
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / E-mail: press.relations@bcg.com