BCG、東京都の令和6・7年度「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」における実証事業の最終報告会を開催
経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、東京都から受託している令和6・7年度「吸収・除去系カーボンクレジット[注]創出促進事業」に関し、最終報告会を開催いたします。
本事業では、農林水産分野におけるCO2の吸収・除去に関する優れたアイデアや技術等を有するスタートアップを採択し、約2年間にわたり都内での吸収・除去系カーボンクレジットの創出の実証を行いました。最終報告会では各社よりこれらの実証の成果をご報告します。
■ 開催概要
・日時: 2026年1月29日(木) 14:00~17:00
・会場: TKP東京駅大手町カンファレンスセンター(会議室名: ホール22F)
(東京都千代田区大手町1丁目8-1 KDDI大手町ビル 22階) ※オンライン同時開催
・対象: カーボンクレジットに関心のある企業、団体、自治体、都民の方 等
・参加費: 無料
・申込方法(来場・オンライン共通):公式ホームページを参照の上、お申し込みください。
・アジェンダ:
・13:40 開場
・14:00~14:05 開会挨拶(登壇: 東京都)
・14:05~14:15 令和6・7年度東京都吸収・除去クレジット実証事業の概要(登壇: BCG)
・14:15~14:45 スタートアップによる発表①(登壇: Green Carbon株式会社)
実証事業の内容: 都内農地におけるバイオ炭及びカーボンファーミング由来のクレジット創出と都内企業等へのクレジット売却及び農家への収益還元による、クレジット創出・活用促進モデルの実証
・14:45~15:15 スタートアップによる発表②(登壇: 株式会社フェイガー)
実証事業の内容: 農業従事者による自主的・継続的なバイオ炭施用の取組拡大に向けたバイオ炭の農地施用による効果の定量化とバイオ炭の機能性追加による生産性向上の実証
・15:15~15:25 休憩
・15:25~15:55 スタートアップによる発表③(登壇: アイフォレスト株式会社)
実証事業の内容: リモートセンシング技術を活用した森林のCO2吸収量算定手法及び生物多様性の定量評価モデルの実証と、日本の森林分野における新たなボランタリークレジットの仕組みの創出
・15:55~16:25 スタートアップによる発表④(登壇: クレアトゥラ株式会社)
実証事業の内容: 国内外のクレジット認証機関の森林クレジット創出におけるオープンデータの活用に向けた解析手法の実証
・16:25~16:55 スタートアップによる発表⑤(登壇: ウミトロン株式会社)
実証事業の内容: 島しょ地域における海藻の生育実証及び遠隔地での取組を想定したリモートモニタリング技術の研究開発・実証
・16:55~17:00 閉会
・事務局連絡先:
吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業事務局(BCG)
E-mail:Tokyo_Carbon_Removal@bcg.com
■ 参考資料
東京都「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」
東京都プレスリリース「「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」成果報告会を開催します!」(2025年11月19日)
[注] 吸収・除去系カーボンクレジットとは、森林などの自然資源を活用した取り組みによるCO2等の吸収・除去量を国や企業等の間で取引できるよう認証したもの。
■ 担当者

マネージング・ディレクター & パートナー
BCGパブリックセクターグループの日本共同リーダーおよび気候変動・サステナビリティグループのコアメンバー。
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校法科大学院修士(LL.M.)。総務省を経てBCGに入社。その後、青山社中株式会社を経て、BCGに再入社。BCGシカゴ・オフィスに勤務した経験もある。
黒岩 拓実

プリンシパル
BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループのコアメンバー。
東京大学薬学部卒業。同大学大学院薬学系研究科修了。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。経済産業省を経てBCGに入社。気候変動領域のエキスパートとして、官公庁や民間企業を幅広く支援している。
■ 本件に関するお問い合わせ
● セミナー関係
吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業事務局(BCG)
E-mail: Tokyo_Carbon_Removal@bcg.com
● 報道関係
ボストン コンサルティング グループ マーケティング 中崎・中林・河西
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / E-mail: press.relations@bcg.com