BCG、大阪府の令和7年度「サプライチェーン全体のCO2排出量見える化促進事業」を支援

大阪府の事業者によるカーボンフットプリントの算定・表示促進に向け、2023年から継続して多角的な支援を実施

経営コンサルティングファームのボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)は、大阪府から令和7年度「サプライチェーン全体のCO2排出量見える化促進事業委託業務」を受託したことを受け、カーボンフットプリント(CFP)[注]の算定・表示を促進するため、大阪府に事業所を有する事業者を対象に支援を行います。

(1) CFPセミナーとCFPワークショップを開催

これからCFPについて取り組もうとしている方から、より詳しくCFPの算出等について学んでみたいという方まで、CFPにご興味のある方を幅広く対象としたCFPセミナーとCFPワークショップを開催します。

CFPセミナー:2025年8月25日(月)14:00~15:30

  • CFPの概要、CFPの取り組み方 導入編、令和6年度CFPモデル事業参加者の声(コクヨ株式会社、ロート製薬株式会社)

CFPワークショップ:第1回 2025年10月6日(月) 、第2回2025年11月11日(火)

  • 各回共通のタイムテーブル(2回連続講座です。参加するコースを選んでご参加いただく形式ですので、第1回と第2回は同じコースにご参加ください)
    • Aコース 13:00から14:30
      第1回テーマ 【文具・オフィス家具】、第2回登壇企業【コクヨ株式会社】
    • Bコース 16:00から17:30
      第1回テーマ 【化粧品】、第2回登壇企業【ロート製薬株式会社】
  • 第1回:CFPの取り組み方 実践編、CFP模擬算定に挑戦
  • 第2回:CFPでよくあるお悩みの解説、CFPに取り組むことでわかったこと(令和6年度CFPモデル事業参加者の声)

※お申込みはこちらのフォームからお願いいたします

ワークショップ詳細


(2) 個別伴走支援を実施

CFP算定を始めたいが踏み出せない方、すでに着手しているものの課題に直面している方等を対象に、定期的な個別の打ち合わせを通じて、ご質問にお答えする「個別伴走支援」を実施します。作業を段階的に進め、都度生じるご不明点やお悩みを継続的にご相談いただけます。

  • 実施方法:オンライン(30分×6回程度を基本として、参加者と相談の上、決定)

近日中に募集開始を予定しています。ご案内をご希望の方は、Osakacfp@bcg.com宛てにメールをお送りください。募集開始後、詳細情報をお届けいたします。

※大阪府に事業所を有する事業者にご所属の方を対象としています
※ご応募が多数寄せられた場合には、ご対応できない場合もあることをご了承ください

CFPセミナーおよびCFPワークショップ、個別伴走支援に関する詳細はこちらをご覧ください。
今後、本事業におけるCFPに関する支援のさらなる拡充を予定しています。詳細は本Webページを随時更新しますので、ぜひご覧ください。

■ 連絡先

・事務局:
大阪府 サプライチェーン全体のCO2排出量見える化促進事業事務局

ボストン コンサルティング グループ
Osakacfp@bcg.com

※各業務は、事務局が対応します

・大阪府担当部署:
大阪府 環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課
https://www.pref.osaka.lg.jp/o120020/eneseisaku/supplychain/supplychain.html

 

■ 本事業の趣旨・背景について  (大阪府事業ページより抜粋)

2021年3月に策定した大阪府地球温暖化対策実行計画には、2050年カーボンニュートラルをめざし、2030年の府域の温室効果ガス排出量を2013年度比で40%削減する目標を掲げています。この目標を達成するためには、府域の温室効果ガス排出量の5割程度を占める産業・業務部門の事業者による排出削減対策は重要であり、事業者が自らの事業活動だけではなく、原材料・部品調達や製品の使用段階も含めたサプライチェーン全体での脱炭素化に取り組む必要があります。市場においてもサプライチェーン全体のCO2排出量の把握・情報開示の重要性は日増しに強くなってきています。そのためには、まず対象となるCO2排出量を「見える化」すること、すなわち製品のCFPの算定が不可欠です。大阪府はこのCFPの取組みを促進するため、大阪府に事業所を有する事業者を対象に各種支援を行います。

[注]カーボンフットプリント(CFP: Carbon Footprint of Product)とは、製品・サービス単位での原材料調達から生産、流通、消費者による使用や廃棄・リサイクルまでの温室効果ガス(GHG)排出量をCO2量に換算したもの。

■ 担当者

森原 誠

マネージング・ディレクター & パートナー

BCGパブリックセクターグループ、気候変動・サステナビリティグループのコアメンバー。
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校法科大学院修士(LL.M.)。総務省を経てBCGに入社。その後、青山社中株式会社を経て、BCGに再入社。BCGシカゴ・オフィスに勤務した経験もある。

伊原 彩乃

プリンシパル

BCG気候変動・サステナビリティグループ、パブリックセクターグループ、マーケティング・営業・プライシンググループのコアメンバー。カーボンニュートラル・気候変動領域のエキスパート。
東京大学工学部卒業。BCGに入社後、コンサルティングや人材育成、マーケティング・広報に従事。その後BCGに再入社。

■ 本件に関するお問い合わせ

ボストン コンサルティング グループ マーケティング 中崎・中林・河西
Tel: 03-6387-7000 / Fax: 03-6387-0333 / Mail: press.relations@bcg.com