SAPジャパン鈴木社長×BCG佐々木 (中編) 「丸投げしない」姿勢がIT人材を育てる
「BCG流 デジタル戦略の処方箋」第5回は、SAPジャパン代表取締役社長・鈴木洋史氏とBCG日本支社長兼北東アジア総責任者・佐々木靖による対談の中編をお届けする。
現在、日本企業にとって喫緊の課題となっているのが、IT・デジタル人材の育成である。鈴木氏は、現場人材とIT人材が互いに理解を深め合うことの重要性を強調。長期的な視点での人材投資と、SIerなど外部の知見を活用しつつも「丸投げ」せず、ノウハウを吸収する姿勢の必要性を説く。さらに、SIerに対しても、業務の標準化・効率化を前提とした新たな役割への転換が求められていると指摘する。